親子deRUN

おとうさん、いつもありがとう。さいきん、おしごと、たいへんそうだね。ほんとはもっとあそびたいけど、ぼくのためにがんばってはたらいてるっておかあさんがいってた。こんどのにちようさんかん、たのしみにしているよ。

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はあ、今日も残業。なんであいつのミスを俺が…。本当は家族で食卓を囲みたい、そんなありふれた幸せを夢見てたのに、現実は週に1回だけ…でも、週末はみんなで動物園だ。もうひと踏ん張り。

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​親って難しい。血が繋がった、誰よりも近い、だけど全てを分かってほしいわけでもない。どこか似ているところもあるけど、なんとなく避けてしまう。本当は嫌いじゃないけど。

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子どもって難しい。ついつい細かいことが気になって、言いすぎてしまう。自分の知らないうちに大きくなっちゃった、誰よりも近いのに遠い、でもいつまでも子どもは子ども。

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親子の数だけ、物語がある。そりゃ、いいことだって、悪いことだって、山ほど。いつか振り返ったときに笑いたい、それだけ。

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”でっかいスタジアムで一緒に汗を流したよ。”

親子のアルバムの1ページに、そんな1枚はどうでしょう。